Season2 ORGA.PT9999(実質6950最大) レベル差無し 優勝大隊解説

編成

またまた書かせてもらえる機会を得ました。ありがたやありがたや。

実際の大会アーカイブはこちら

今回は…今回も? 陣形に一癖あるような構築でした。

ただ、総合してみると案外普通陣形なので、魔物の選出やツヴァルドに一癖あるような構築になるんですかね?

是非、使えそうな戦術を採用したり、メタ張りに役立てて下さいね。

編成の狙い、コンセプト

今回のコンセプトとしては、

  • 引き寄せて叩く
  • Beelzebutte(魔神王ベルゼビュート)、God(ゴッド)等の高コスト近撃キャラへのメタ
  • こちらの戦力を散らし柔軟性総合力で勝ち切る

という平凡なスタイルでした。

やりこみ済みデータなので、手堅く戦うだけでも相当強くなるのもあって、陣形を寄せる/強力な魔物でゴリ押し等の戦術を採らなかったんですよね。

まさに横綱相撲みたいな感じ。

前回優勝時の編成とは真逆の魔物採用事情になりましたが、やってることは相手の誘導+弱いところを叩くと言う感じで、似てるのやら似てないのやら…。

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大隊の動き、試合運びの狙い

実際の編成がこちら。高コスト帯は作為的な陣を組まない限り、戦闘中の大幅な陣形移動が起きにくいですよね
対称形の編成で、図中のような赤隊、青隊、緑隊の3種類5隊で構成しているイメージです

赤隊(00中隊+01中隊)について

大隊のキモになる部分で、足止めがメインの第00中隊と第00中隊を盾に各個撃破を狙う第01中隊で構成しています。

第00中隊。mugIの好きな組み合わせ。低コストで程よく硬い編成。
第01中隊。殺意マシマシの魔具構成に、ド安定の冠。

第00中隊の槍先陣形は、近撃中隊に対して安定した守りを見せつつ、ブレス系等の範囲攻撃を上手く反らしてくれるので愛用しています。

1コストのGreincect(グレインセクト)は闇耐性が高く、ベルゼビュートへのメタとして期待していました。MOVE値1なのも、迎撃したい今回の大隊とは相性が良いです。

Goblin Load(ゴブリンロード)囮兼グレインセクト強化を目的に採用。第00中隊の内、ドッペルさんとゴブリンロードさんが敵陣に突っ込み、迎撃されてグレインセクトの位置まで戻ってくるのが期待した動きです。

敵の迎撃部隊にダメージを与える目的に、第01中隊(+後述する緑隊)を用意しています。

足の早めな遠距離攻撃持ちを編成しているのは、このダメージを与えることが理由。ドッペルさんらについていき、ドッペルさんがやられ次第ゴブリンロードを盾にして、そそくさと逃げる→兵力の温存が主な動き。

ただ、第01中隊を槍先陣形の後ろに配置しているので、敵がグレインセクトに手を焼いていると、棒立ちになってしまうんですよね。

これはまぁ…、兵を残す戦術としては成功しているので良しとしました。敵が勢いよくグレインセクトを突破していると、敵との距離が詰まって殴ってくれるので丁度良かったかもです。

この赤隊は範囲攻撃持ち…特に足の早い敵に弱いです。Hell Vermilion(魔神王ヘルヴァーミリオン)さんとか…。でもまぁ、ヘルヴァーミリオンで固めてくる人なんて居ないだろうって割り切りました!偉い!

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青隊(02-04-06,03-05-07中隊)について

攻めの要です。

この隊の残り具合によって、大きく逆転することがあるので、公式大会最終戦のような盛り上がりにも繋がったのかなと思っています。運良し!

第04,05中隊。隊長、少しでも生き長らえてください…
第02,03中隊。足が早い弓部隊。魔具構成は第01中隊を少し固くした感じ。
第06,07中隊。爆発してほしいような、してほしくないような。

前から順に、第04,05中隊は範囲攻撃での殲滅を期待し、第02,03中隊は強力な個体を倒すことが役割で、第06,07中隊は青隊の苦手な範囲攻撃に対するカウンターを狙っています。

赤隊が敵を引き付けている間に、敵陣奥深くまで切り込んでもらい、グチャグチャにしてもらいたいなぁという思惑があったので、前方いっぱいに配置していました。

第04,05中隊では、魔具と単体性能が高いLord Vaster Dragon(神龍ヴァスター)を中隊長に、呪い撒きと雑魚散らしが得意なCurlias(カーリアス)を小隊長として、敵を減らすことに注力してもらっています。

Pawn Angle S(ポーンエンジェルS)は隊長を延命させるために配置しており、ポーンエンジェルS自体の生存は二の次でしたね。そのため、初動は数的不利を取りやすいかもしれません。

生きて、ただただブレスを多くて吐いてくれれば御の字ですね。守りは薄いですし、密集していることから、範囲攻撃で滅することもしばしば…。でも、決まると強いし、敵をたくさん減らしてくれます

第02,03中隊は第01中隊と同じ構成の、中距離攻撃隊です。数撃ちゃ当たるをモットーに、体力の続く限り矢を放ってもらいます。第04,05中隊を壁に敵近撃兵を掃除する役割です。

足が速い中隊なので、赤隊が攻めに出た際は一時的に第04,05中隊を追い抜いたり(近付いたり)し、敵兵を少しでも削る役割もこなしています。

また万が一赤隊がやられた際には、この足の速さを活かしてフォローに回ってもらうようお願いしていましたが、赤隊がやられたら敗北必至なので、あんまり意味のない感じでしたね。おまじないです。

第06,07中隊は、以前の大会でも活躍してもらったHalo爆弾隊です。Laser系の範囲攻撃を持つ敵と当たった際に派手に爆発してくれます。神龍やカーリアスのメタとなります。

この中隊はそれしか出来ないので、後ろに隠れてもらっています。生きていれば兵の温存、散ってもらえれば有利に働く…と言えば強そうに見えてくるから不思議ですよね。

青隊は1,2撃貰っても立っていられるように意識しており、3撃目くらいからは諦め仕方無しとして割り切っています。ここを厚くするより全体のバランスを調整した方が有意義かな?という直感ですね。

弱点はLaser系を除く範囲攻撃ですかね。密集してるので面白いように削れますよ。そう、ヘルヴァーミリオンとかね…

そういう意味では、第06,07中隊と第02,03中隊を入れ替えると、攻撃力を犠牲に安定感が増すかもしれません。ただ、今回はガン攻めスタイルでしたとも。ヘルヴァーミリオン艦隊は来ないと決め打ちです。偉い!

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緑隊(第08,09中隊)について

一見、赤隊の一部に見えるのですが、mugiの中では別部隊…遊撃部隊と言っても良いかもしれませんね。

中々渋い動きを期待しています。

第08,09中隊。こういう中隊の配置って、めっちゃ難しいですよね。

優秀な魔具を装備できるSpiral Knight(魂騎士スピリアルナイト)を中隊長に据えて、本大隊お馴染みのArchangle S(アークエンジェルS)を小隊長、小隊メンバーにBow Ghost(ボウゴースト)と、矢撃の回数を稼ぐ編成としています。

役割は冒頭にも触れた通り遊撃部隊です。

対戦中の流れに触れながら説明すると、

  1. 序盤は赤隊の第01中隊と同じくフォローとして前線に向かう
  2. ドッペルさんがやられた位置によって、次のどれかの動きになります
    • 赤隊と一緒に戻る
    • 赤隊に絡んできた敵を攻撃
    • 青隊のフォローに入る
  3. 対戦後半は赤隊に絡んでいる敵を剥がしたり青隊を抜けてきた敵への攻撃を期待しています

やること、やれること盛りだくさんなんですよね。

青隊にも絡むので、赤隊と青隊の中間に配置する案もあったのですが、敵初動のLaserに巻き込まれたくなかったので、赤隊の側に。

実はこの中隊、本来は逃げさせるつもりだったのですが、ORGA.PTを捻出して遊撃部隊をお願いしました。良い感じに落ち着いてくれて良かったのかな。

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さいごに

パッと見、特徴の無さそうな陣形なんですよね。

色々考えを巡らせているものの、改めて見ると普通の陣形普通の魔物たちを配置しているだけに見えるんですよね。

ベルゼビュートやゴッドも居ないボウゴーストが珍しいかな?くらい。

こうなってくると、陣形の差って馬鹿にならない感じがしますよね。

まぁでも、ORGA.PTを一番使ってましたけどね、mugiは。余り2の6948とかやり過ぎ

魔物といい、矢といい、ORGA.PTといい…やっぱり数の暴力が純粋に強いんですかね。

…ところで、お気付きの方居ますかね。

陣形と戦い方の割には、ほぼほぼガン攻め構成なんですよ。守りを全て陣形戦術割り切りにおまかせしちゃいました。

計画的に、緻密に、計算高く耐性を盛る!というトレンドをびみょーに無視した構成なので、新しい風を吹かせることが出来ていたら嬉しいです。

それでは、また別の記事で!

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