中隊切り離し術…? なんのこっちゃ。
先日行われたOrga.PT 300の大会で活躍した編成がサムネイルの赤チームなんですけど、271体編成の割にイザナギ3体、ユーレイ1体、ドッペルアルヴィア1体で動いていて違和感無いですかね?
271体編成の場合、
- 1体のみ中隊×1
- 10体編成中隊×7
- 100体編成中隊×2
でのみ編成可能のはずなので、中隊が半壊してるとかではない限り、サムネイルの状況の説明がつきません。
この状況を意図的に発生させる小技の解説となります。
実践方法
move値を 中隊長 > 小隊長 となるように編成するだけです。簡単!
用途によっては独立中隊としておくことで、よりキレイに中隊を切り離したように動いてくれることでしょう。
サムネイルの場合、イザナギ(move3) > パリオン(move1) となっていますね(パリオンはサムネイルに映っていませんが)。もちろん、この中隊は独立中隊となっています。
こうすることで、イザナギがパリオンを置いて先に進むようになります。
なぜこんな動きになるのか?
中隊長が小隊長を引き連れて動く(小隊長が中隊長を軸に陣形を保とうとする)ため、中隊長の足が早すぎると小隊長が付いていけないことになります。
これによって、中隊長と小隊長の距離が離れ、別働隊のような動きになるようです。
…基本的にはデメリットが多いので避けるべきなんですけどね。
特徴
切り離した方が強いというわけではなく、時と場合によるかと思います。
メリットやデメリットを理解して、使いどころがあるか考えてみましょう。
メリット
- 中隊長と小隊長で別の役割をさせることが可能
- その特徴から、中隊長が攻め、小隊長が守り…となることが多いかも
- 大隊の動きに幅をつくることが出来る
- こういう戦術があるということを知っているだけで、色んなことができそうですよね?
- 冒頭にあげたような、普通不可能な戦略が可能(になるかも)
デメリット
- 中隊長が無防備になりやすい
- 中隊長の周りを固めることがし辛く、守りが薄くなりがち
- 中隊長がやられた後の中隊の動きが鈍る
- 管理や調整が単純に難しい
- 思ったとおりに動かし辛い…
- そもそも中隊のテイを成してないですからね、仕方ない
- 独立中隊とした場合、攻め手が単調になりがち
- 独立中隊とした場合、通常はメインの中隊と独立中隊で同じ相手を狙うことから、幅広い攻めにはなり辛い
応用や発展
ここまでは、中隊長と小隊長に絞ったお話でしたね。
実際の編成では、そこに小隊メンバーが加わりますので、それぞれで動きが異なってきます。
以下に編成例を挙げます。これ以外にも色々あると思うので、ぜひ試してみてくださいね!
※すべてmove値の比較となります
小隊メンバー ≧ 中隊長 > 小隊長
中隊長が小隊メンバーを引き連れてその他メンバーと分離します。
10体で攻め、90体で守り…という感じでしょうか。
小隊長 ≧ 中隊長 > 小隊メンバー
各隊長たちが前線に飛び出します。メンバーの損失を防ぐことが可能な切り離し。
10体で攻め、90体で守りではありますが、中隊長がやられた際に、小隊長が元の中隊の位置まで戻ります。
これは色々悪さできそう(実際、この悪さをしている熟練プレイヤーは居ますね)。
中隊長 > 小隊メンバー ≧ 小隊長
中隊長だけ飛び出します。
1体で攻め、99体で守り…。「大丈夫なのか、うちの中隊長は」状態。ある種のいじめ。
さいごに
先日行われたOrga.PT 300の大会での編成で使った小技でした。
中々使う場面が難しいのですが、これを有効に活かせそうだなと気付いたのが勝因ですね。
当初mugi隊は280体でイザナギ2体編成の逃げ部隊を考えていたのですが、どうしても同型と当たったときに勝ちきれないことに悩んでいました。
かと言って、単純な攻め編成を組んでも、増やした兵力を削られるだけでは元も子もないなぁと…。
「…そうだ、イザナギだけで戦ってもらえば良いのでは?」
ここから、今回説明した中隊切り離し術を軸にした戦術を組み立てました。
ざっくり計算で言うと、280体編成に対して、10体(1中隊)を削る目的で戦術を組み立てています。そのため、今回の編成は271体でも大丈夫と判断したんですね。
と言うことで、mugi的には、この編成は逃げではなく攻めなんですよ!というような話も含んでました。
では、また別の記事で!
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